映画雑文よしなり

基本ネタバレしてるので気をつけてください⚠️ Filmarks → よしなり23 【https://mmmryoshe.hatenablog.com/】

【バクラウ】とかいう観る詐欺に引っかかった。

【バクラウ 地図から消された村】を観ました。 かなり前から予告編見て期待してた作品だったこともあって、新しいおもちゃ買い与えられた子どもみたいにウキウキした気分で見始めたわけなんですが、まさかこの2時間後、自分が詐欺に遭ってるとは知るよしもありませんでした。。 ⚠️ネタバレあり❗️

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バクラウという古く寂れた場所に、新鮮な設定を投下する斬新な作品になるのかと思いきや、予想を遥かに裏切るこの味気なさ…。 作品に不穏な空気を感じさせる「なにコレ時間」が異様に長く用意されてる割りに観客を引きつけるための素材がかなり少なく、村人が殺される→なになに?→村人が殺される→なになに?という一本槍だけを武器に突き進んでくる。こんな勇ましい姿を見てしまうとどうしたってその結末に期待してしまうわけなんですが、そうしてたどり着いたタネ明かし、作品の結末部分がまったく面白くないというまるで観る詐欺に遭った。時間を返せとまでは言わないが「ちゃんと広告に釣られ、ちゃんとお金騙し取られる」…そういった類いの壮絶な悔しさだけが残る映画体験でした。

予告編の売りとしては、 村の長老が亡くなったことをキッカケに 正体不明の何かが村に悲劇をもたらしていく………というものだったハズなのに フタを開けてみれば、村の長老が亡くなったから コイツがこの村に悪いことしますよ。っていう全然正体隠さずにフルチンでこっち向かって歩いてくるタイプの作品で、予告編が植え付けてきた見えない恐怖が襲ってくる的な先入観のせいで、正体隠してないのにコイツのことしっかり忘れちゃってた結果 最後のタネ明かし部分で「あ、え、おまえなの………??」ってなる、全力で作品をおもんなくさせようとする匠の技が存分に発揮されてて、この作品に何か恨みでもあんのかと思うくらいに間違ったアピールされたとにかく可哀想な作品でした。

どう考えてもこの作品の構成ならミステリー映画じゃなくて、対立のアクション映画として売った方が良かっただろうし、ミステリーで売るにしても展開を見せる順番がおかしいからラストで満足させる程の結末もないし、何から何までおかしくて歪。

SABU名倉潤をミキサーにかけましたみたいな顔したヒロインも全然ヒロインじゃなかったし、多すぎる村人キャラクターを有効活用することもあんまし出来てない、何が個性なのかわからない作品でした。 何が起こってるのか分からない緊張感だけは面白いものがあったので、満足のいく斬新なラストさえあればかなり良かったのではないかなぁと思いました。

ありがとうございました〜。