リロ、凶暴さでスティッチを一歩リードする。【リロ&スティッチ】ネタバレ感想‼️
リロ&スティッチ、観ました。
ネタバレ注意⚠️⚠️
【ドラマが予想外に重い】
時間経過とともにどんどん可愛くなってくるスティッチの表情の変化だけに作品の魅力が全振りされてる映画だった。
いやしかし【リロ&スティッチ】ってこんな重めのドラマ内包されてたのか…。仕事にも付けないのに子どもが子供を育ててるみたいアイデア、もし邦画のもとで生まれてようもんなら是枝裕和が飛んできて映像化する類のヤツだよ。
終始、姉貴に対する苦難の種類が豊富なうえにいちいちエグいので、正直面白さよりも心配が勝つ。そして、その矛先がだいたいスティッチに向かうのも見てられない。
スティッチがいくら無敵だからって動物虐待レベルの暴行が繰り返されてて、この頃のゆるさ、スゴイな…と思った。
スティッチの眼球に水スプレーとか、水の中であたまを足蹴りにしたりとか。ジャンバは全編に渡ってマズイし。
【狂気のリロ】
ただいちばんびっくりしたのはスティッチを遥かに凌駕する、リロの凶暴さ。友だちになりたい相手をボコボコに殴ったり、友だちになりたい相手の自転車を強奪したり、なんかおれの記憶のなかに存在してたリロとぜんぜん違う…。血は争えないのか、姉貴も平気でクルマとか蹴るしさぁ。
主要キャラの性格がものすごいんだけど姉妹でのケンカだったり、子ども同士だからっていうなんとか許せるシチュエーションに置かれてることでギリギリ面白く観られる作品。
【勘違い】
家庭を見守る黒服の存在感が明らかにサブキャラにしてはでっけぇから ずっと敵のガントゥが姿変えて悪巧みしてるんだろうな…って思ってたら、当たり前のようにガントゥ再登場してきて作中でいちばんビックリしました。いやおまえら、兄弟ぐらいシルエット似てるじゃん…。
ありがとうございました😆