設定過多と抜群アクションのシーソーゲーム【ブラック・ウィドウ】ネタバレ感想‼️
ブラック・ウィドウ、観ました。
ネタバレ注意してください⚠️⚠️
【え、バイオ…?】
オープニング、ミラ・ジョヴォビッチに瓜二つの娘さんが出てることも相まって研究所のビジュアルもスタッフ名とかの文字の字体もバイオハザード感がすごい。「ほんとにいまマーベル観てる…?」ってなるぐらいのホラー味に、世界観のなんでもありさを感じます。強い。
【アクション良すぎて、正座鑑賞】
今回もアクションシーンがかなり面白かった。とにかくアクションの流れが分かりやすいし、動いてるの観てるだけでワクワク。駅地下やら橋の上、空調要塞からの落下中と、シチュエーション選びも面白い。ナターシャが車に乗ってるシーンで車内にシーアの楽曲流れてたのでそっちに夢中になってたら、ドッガァアァアァーーン!てナターシャ乗ってる車が爆発する展開なんて息を忘れる勢いで心掴まれた。素晴らしい。。ラストバトルなんて、もはやバトルというか降りてくる映像の圧だけでアクションしてた。
【アクション良すぎて、話が分からん】
ただアクションシーンが面白かった分、ストーリーにおいて結構重要な部分の説明をだいぶ後回しにする作りしてるので話分かりづらくなる点がいくつかあった。孤児だったとか疑似家族だったとか、そこは土台にして進めてほしかったなっていう説明の部分を、驚きとして使ってくるのはあんまり好みじゃなかった。
【エレーナは と言うと】
エレーナのキャラクターも言われてるほど面白みを感じなかったので今のところはナターシャの妹っていうだけ。ナターシャ イジリなんかは、エレーナの個性というかマーベル作品の個性って感じでした。後日ドラマシリーズの【ホークアイ】を観たんですが、エンディングからの流れを汲んでしっかりエレーナ出てくるし、なんだったら映画よりドラマの方が断然魅力的になってるうえに、演じてるフローレンス・ピューが演技力のアクセルをかなり踏み始めてて、別物ぐらいいいキャラになってました。「エレーナ、別に…」って感じだったのにかなり好きになってきたし、そもそも【ホークアイ】というドラマシリーズが面白すぎる…。気になった方はぜひYouTubeで動画でも物色して頂いて、ちと味見してください。
【アレクセイは と言うと】
父親のアレクセイがレッドガーディアンに着替えるところ、ディズニーってこともあって【ミスターインクレディブル】のあのシーンのオマージュにしか見えなかった。服の色も同じだったし。それで言うとアレクセイ役のデヴィッド・ハーバーさんは【ヘルボーイ】でも真っ赤だしいろいろと被せてきてたー。アレクセイ自体のキャラクターもヘルボーイに激似だったし。
【もうエンドゲーム観れないよ…】
時系列通りの公開じゃなくて【エンドゲーム】のあとにナターシャの過去を見せてくるのなんとも皮肉な公開順してて、これから【エンドゲーム】見ると余計悲しくなるのエグい作りしてる。ナターシャ、別の家族がいたんだな…。【エンドゲーム】での行動にいろんな覚悟があったんだ。。
ちょっと設定過多ではあったけどアクションシーンのおかげでなかなか楽しめるバランスになってて良かったです。
ありがとうございました😆