2分で観るのをやめよう【2分の1の魔法】ネタバレ感想‼️
2分の1の魔法、観ました。
ネタバレ注意⚠️⚠️
ペガサスがゴミ漁りしてるの地獄のアイデア。
【気が向いたら殴りたくなる兄貴】
前半特に、兄貴の自己中な行動力がめちゃ不快だった。周りに迷惑かけてる時点で最悪だし、自分にしか分からない知識の武装で「〇〇になったつもりかよ!」とかいちいち絡んでくるのガチウザ過ぎる。せめてあの性格なら、弟にして欲しかった。魔法の才能がある根暗な兄貴と、魔法の才能がないけど明るい弟。兄貴ってことで鬱陶しさに磨きと拍車がかかってた。 そんな兄貴、弟から厄介者扱いされてたことを知ってバカ凹みするんですが、いやおまえ厄介者でしかないやろ。積み上げてきた無神経な迷惑のせいで嫌われてるわけなので全面的におまえが悪いんじゃないのか。他人のことを考えれてないから、他人から愛されてないんだぞ。
【気が向いたら殴りたくなる弟】
その後、兄弟の協力プレイでようやく兄貴が良いとこ見せ出したと思ったら、お次は 弟の方がどう考えてもありえないタイミングで兄貴にキレるの、脚本終わってました。目的地に着いたつもりが学校の前だったってことに戸惑いと怒りを覚えるのは理解できるとしても、それを兄貴にぶつけるようなキャラじゃなかったじゃん…。展開優先し過ぎて、弟のキャラクター崩壊してた。 兄貴にキレた後、これ見よがしにToDoノートに線引いていくのもめちゃめちゃ腹立つー。兄貴との生活が急に良い思い出になる展開も都合良すぎるし。
【ラストの解釈…】
ラスト、兄貴しかお父さんに会えなかったのは、兄貴だけが誰からも愛を受け取れてなかったから父親からの愛が必要だったんだろう。弟は兄貴から、お母さんは警官から愛されてるわけで、兄貴だけ愛に取り残されてた結果、自分の愛した魔法の先に居た父親から愛を受け取る。こうまとめるとかなり良く出来てて面白そうなんだけど、まるで本編が面白く無いの、欠点にも程がある。
【しかし面白くない…】
ずっと目的に向かって前進してるはずなのに、メインキャラクターの5.6人にだれひとりとして魅力的なキャラがいないので、なにも面白くない。話が進んでいたとしても「よくこんな脚本で映画制作に踏み切ったな」としか思うことがない展開の地味さだったり、何もかもが未完成な印象だった。
【声優陣は…】
あと主人公の声優やってる志尊淳さんの声質、めっちゃ小野賢章。魔法唱えるたびに「エクスペクトパトローナム」に聞こえてくるしなんなら道中「アロホモラ」とか使ってたような気がする。お母さん役の春菜さんは、声質はキャラの見た目と合ってたんだけどどうあがいても演技が棒すぎてた。セリフを毎回区切って言い切ってるからか、喋ってる感が全然なかったです…。城田優に関しては、ノーコメント。あいつが出てきて良いことない。
前半兄貴に腹立って、後半弟に腹立つ映画でした。
ありがとうございました😆